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1988 Porsche 911 Cabriolet

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1988年式 930 カブリオレは、空冷ポルシェの黄金期を象徴するモデルであり、930シリーズが長い歴史の終盤に差し掛かった“成熟期”の一台です。930型は1975年に誕生し、空冷フラット6の荒々しい鼓動と重厚なステアフィールを持つ“最後のクラシック・ポルシェ”として、世界中の愛好家から高い評価を受け続けています。

1988年式は、930が最終年を迎える直前のモデルであり、1987年から採用された G50 5速トランスミッション を搭載した“完成形”の年式です。初期の930が持っていたワイルドなフィーリングに対し、G50はより滑らかで確実なシフトフィールを実現し、空冷の魅力と扱いやすさが絶妙に融合した世代として評価されています。

カブリオレはクーペやタルガに比べて生産台数が少なく、空冷ポルシェの中でも希少なボディタイプです。オープンモデルでありながら、930らしい重厚なフィーリングを保ちつつ、空冷フラット6の鼓動をダイレクトに感じられる特別な存在です。トップを開けて走ると、930特有の“空冷の音”が風とともに車内へ流れ込み、他のモデルでは味わえない体験を提供してくれます。

1988年式の930は、空冷ポルシェが964へと世代交代する直前の“最終進化型”として位置付けられています。空冷の荒々しさと機械式スポーツカーの緊張感を残しながら、現代的な操作性を手に入れた絶妙なバランスが、この時代のモデルの魅力です。特にカブリオレは、空冷ポルシェの歴史の中で「開放感とクラシックの融合」を体現する唯一の存在として、世界中のコレクターから高い支持を受けています。

この個体は、1988年式 × カブリオレ × G50 5速という、空冷ポルシェの中でも人気の高い組み合わせを備えています。クラシックポルシェの魅力を存分に味わえる年式でありながら、オープンモデルならではの優雅さと開放感を併せ持つ、特別な存在感を放つ一台です。